デビットカードの普及に、日本でもようやく弾みがついてきたそうですが、
あまり普及が進んでいないのはやっぱり、金融機関も本腰をいれていなかったからなのかも。

前は、入っているお金を普通におろして使われるのがいちばんで、
それ以外の決済にかかわることはクレジットカード任せ・・といった感じがあったように思いますから。

でも最近は、決済方法が多様化し、
電子マネーなどの普及もしてきたため、
金融機関もこれまであったデビットカードを再度浮上させるのがいちばん、
と思っているのではないでしょうか。

それと、VISAとJCBがデビットカードを発行開始したのも影響してもいるのでしょうね。

ますます多様化する決済方法、
自分にあったのを選ぶための選択肢が増えていいのですが、
ありすぎても困ってしまう気もしますね。
 
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買い物をすると預金口座から代金が即座に引き落とされる「デビットカード」の普及に弾みがついてきた。

   欧米で普及しているのに対し、日本では認知度がなかなか上がらなかったが、金融機関の取り組みが本格化し、利用が拡大しているという。

デビットカードはカード払いの文化が根づいている海外ではクレジットカードに並ぶ存在で、調査会社の推計では、世界の年間利用額は7兆4600億ドル(2013年)に達し、クレジットカードの7兆9700億ドルと遜色はない。ところが、日本では約1100の金融機関が4億枚以上発行しているものの、年間利用額は4600億円(2014年)にとどまり、利用額が40兆円にのぼるクレジットカードの1%余り。世界に比べて日本の出遅れが際立つ。

(J-CASTニュース- 2015年4月23日)
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